家族で使えるコンパクトなミニバンとして高い人気を誇るホンダ・フリード。その中でも「ガソリン車」は価格の手頃さや維持のしやすさから、今でも根強い支持を集めています。
しかし、実際に購入したユーザーの声を見てみると、「思ったより加速が伸びない」「静粛性に不満がある」など、気になるポイントが浮かび上がってきます。一方で、初期費用やランニングコストを重視する人にとっては、まさに理想的な選択肢であることも間違いありません。
ガソリン車とハイブリッド車の違いをどう考えるか、どちらが自分のライフスタイルにマッチするのか。買ってから後悔しないためには、事前のチェックが何よりも大切です。
通勤中心の人、子育て中の家庭、休日のレジャーを楽しみたい人。それぞれのニーズに合った選び方をすることで、フリードの良さを最大限に引き出すことができるはずです。

「フリードってガソリンとハイブリッド、どっちが正解なんだろう?」
知らなきゃ損!フリード・ガソリン車の「後悔ポイント」とは?
フリードのガソリン車は、ホンダの人気コンパクトミニバンとしてファミリー層を中心に高く評価されています。しかし、その購入後に「思っていたのと違った…」と感じる人も一定数存在します。ここでは、実際にガソリン車を選んだ人の体験談やレビューをもとに、後悔につながるポイントを詳しく見ていきましょう。
加速の物足りなさにガッカリ…実際の走行レビューから見る弱点


フリードのガソリン車に乗って最初に感じる違和感の一つが、加速性能の物足りなさです。
街中を走る分には特に支障がないものの、高速道路や登り坂での加速シーンでは、多くのオーナーが「もっとスムーズに加速してほしい」と口をそろえます。
これは、1.5Lの直列4気筒エンジンが採用されており、**最高出力は131馬力(約96kW)**と決して非力ではないものの、車両重量が約1360kgあるため、加速時にやや重たさを感じやすいのです。
特に高速道路の合流時や追い越し時にアクセルを深く踏み込んでも、すぐにスピードが伸びない場面では、運転者にとってストレスになることもあります。
さらにCVT(無段変速機)の特性上、加速時にエンジン回転数が上がっても速度の上昇がゆっくりに感じられることがあり、「頑張って走ってる感」が伝わってしまうという声も。これらの点から、普段から力強い走りを求めている方には、ガソリン車はやや期待外れかもしれません。
一方で、燃費を優先して設計されたミニバンであることを考えると、そこまでの加速力を求めるのが酷だという意見もあるため、使い方に応じて評価が分かれる部分でもあります。
静粛性は期待外れ?ハイブリッドとの決定的な違いとは
フリードのガソリン車は、走行時のエンジン音や振動が気になるという指摘も多く見られます。これは、ハイブリッド車と比べたときに、明らかに体感できるレベルで違いがあるポイントです。
ガソリン車はエンジンが常時稼働しているため、アイドリング時から走行中まで常に音が発生しています。特に、加速中や高速道路を長時間走るようなシーンでは、エンジン音が車内に響きやすく、静かな空間を好む人にはやや辛く感じられるかもしれません。
一方のハイブリッド車は、低速域ではモーター走行がメインとなるため、極めて静かな走行が可能です。住宅街や深夜のドライブでも、静かに移動できるという点は、乗員だけでなく周囲への配慮という意味でも大きなメリットです。
また、静粛性はドライバーの疲労感にも影響を与えます。走行中にエンジン音がうるさいと、無意識のうちに疲れが溜まりやすくなることもあるため、静音性を重視したい方にはハイブリッドの選択が推奨されます。
プロ目線で解説!ガソリン車vsハイブリッド車:本当に選ぶべきはどっち?
フリードを購入する際、多くの人が迷うのが「ガソリンかハイブリッドか」という選択です。どちらも一長一短があり、単純にどちらが優れているとは言い切れません。ここではプロの視点から、費用対効果や使用スタイルに応じた最適な選択肢を探っていきます。
総コストで見ると…長期的にお得なのはハイブリッド車だった!
購入価格に加えて、燃費やメンテナンス、税金などを含めた総コストで比較すると、長く乗るほどハイブリッド車の方が経済的になるケースが多く見られます。
以下のテーブルは、5年間使用した場合の比較イメージです(年間1万キロ走行を想定)。
項目 | ガソリン車 | ハイブリッド車 |
---|---|---|
購入価格(目安) | 約220万円 | 約250万円 |
燃費(実走行平均) | 約14km/L | 約21km/L |
年間燃料費(@170円/L) | 約121,400円 | 約80,952円 |
5年燃料費合計 | 約607,000円 | 約404,760円 |
自動車税・重量税・整備等 | 約25万円 | 約28万円 |
5年間の総費用 | 約1,077,000円(+車両価格) | 約684,760円(+車両価格) |
このように、燃料費だけでも20万円以上の差が出る可能性があり、長期目線ではハイブリッド車の方がトータルでお得に感じられることもあるのです。
ただし、短期間の乗り換え予定の方や、走行距離が少ない方にとっては、この差がそこまで影響しないため、ガソリン車でも十分という判断になることもあります。
通勤中心ならガソリン車でも十分?生活スタイル別ベストチョイス
ここでは、使用シーンごとに「どちらを選ぶべきか」を簡潔に整理してみましょう。
- 短距離通勤・買い物中心の使い方
→ ガソリン車がおすすめ。初期費用が抑えられ、シンプルなメンテナンスで済むため。 - 毎日通勤で往復30km以上 or 長距離ドライブ多め
→ ハイブリッド車がベスト。燃費の差がはっきりと出て、経済的に有利になる。 - 高速道路をよく使う人
→ 加速や静粛性を求めるならハイブリッド車。特に快適性を重視する人にとって差が大きい。 - 今後の売却や下取りも視野に入れている人
→ リセールバリューの高さからハイブリッド車が有利になる傾向がある。
つまり、自分の使用頻度や走行距離、将来の計画に合わせて選ぶことが何より重要です。
後悔の声が続出!?フリード・ガソリン車を買って感じたリアルなデメリット
カタログや試乗では気づきにくいものの、実際にガソリン車を所有し、日常的に使い続ける中で感じる細かな不満点は意外と多いです。ここでは、購入後に浮かび上がったリアルな声を深掘りしてみましょう。
「もっとパワーが欲しかった…」高速道路での不満が多い理由
高速道路を走るときに最も顕著に現れるのが、加速時の力不足とエンジン音の大きさです。
例えば、追い越しのタイミングで「アクセルをベタ踏みしたのに思うように加速しない」「エンジン音ばかり高くて速度がついてこない」と感じた経験を持つユーザーが多く、特に家族を乗せた長距離移動中に不安になるという声が目立ちます。
また、フリードのガソリン車はエンジン回転数が高くなると振動や音も増加するため、車内での会話や音楽が聞こえづらくなるという意見もあります。
このため、日常的に高速道路を使うユーザーにとっては、ガソリン車はややストレスフルな選択になる可能性があるのです。
「燃費が悪すぎる?」実際にかかる維持費の内訳を公開
フリードのガソリン車は、カタログ上では平均燃費約16.8km/Lと記載されていますが、実走行で得られる数値は、14km/L前後になることが多いです。
特に、市街地や渋滞の多い地域では10〜12km/Lまで落ちることもあり、思っていたよりも燃料費がかかるという後悔の声につながっています。
また、維持費という観点で見ると、以下のような出費が発生します。
- 年間自動車税:約34,500円(1.5Lクラス)
- オイル交換(年2〜3回):1回5,000円〜
- タイヤやバッテリーの消耗交換:数年おきに数万円
燃費の悪さがガソリン代に跳ね返ってくるだけでなく、消耗部品の交換も定期的に必要であるため、合算すると「思ったより維持費がかかる」と感じる人も少なくありません。
このように、フリードのガソリン車には多くの魅力がある一方で、実際に所有してから見えてくるデメリットも存在します。あらかじめ自身の利用スタイルと照らし合わせたうえで選択することが、後悔を防ぐためのカギになるでしょう。
コスパ重視派に朗報!フリード・ガソリン車の隠れた魅力とは
フリードのガソリン車には、ハイブリッド車ほど目立たないながらも、価格・維持費・実用性のバランスが取れた隠れた魅力が詰まっています。特に「コスパを重視したい」という方にとっては、見逃せないポイントが多くあります。ここでは、ガソリン車だからこそ得られるメリットを掘り下げていきます。
初期費用と維持費を抑えたいならベストな選択肢に
まず注目すべきは、購入価格が比較的手頃であることです。フリードのガソリン車は、ハイブリッド車に比べて約20万〜30万円ほど安く購入できることが多く、初期費用をできるだけ抑えたいという人にとって魅力的な選択肢です。
加えて、エンジン構造がハイブリッドよりもシンプルで故障リスクが低く、メンテナンス費用も控えめです。ハイブリッド車の場合、電池交換やハイブリッドシステムの点検など、特殊なパーツが関与するため整備費が高くなりがちですが、ガソリン車は比較的スタンダードな整備だけで済むため、年間の維持費を少しでも抑えたい方に向いています。
また、以下のように、ガソリン車とハイブリッド車のランニングコストを比べると、その差が明確にわかります。
比較項目 | ガソリン車 | ハイブリッド車 |
---|---|---|
購入価格(目安) | 約220万円 | 約250万円 |
年間メンテナンス費 | 約3〜5万円 | 約4〜7万円 |
故障時の修理費用 | 安価で済むケースが多い | 高額になることがある |
燃費(実走行) | 約14km/L | 約20〜22km/L |
初期費用・維持費合算 | 安く抑えられる | 長期的にやや高め |
このように見ると、初期費用と維持費の合算でガソリン車の方が優位に立つシーンも多く存在するのです。
都市部や地方での通勤・送迎に使う程度であれば、そこまで高い燃費性能を必要としないこともあり、結果的に「ガソリン車で十分だった」と満足するユーザーも少なくありません。
こうして、予算に限りがある方や、必要十分な性能と維持しやすさを両立したい方にとって、ガソリン車は非常に賢い選択肢となるのです。
ファミリー層に人気の理由は「実用性」と「シートアレンジの柔軟性」
フリードのガソリン車がファミリー層に支持される最大の理由の一つが、使い勝手に優れた室内空間とシートアレンジの柔軟性です。
外観はコンパクトでありながら、最大7人乗りが可能な広々とした室内設計は、日常の送り迎えや休日のレジャーまで幅広く対応します。これは、都市部の狭い道や駐車場でも扱いやすく、それでいて十分な積載力もあるという、ミニバンとして非常にバランスの取れた設計によるものです。
特に注目したいのがシートのアレンジ自由度です。後部座席をフラットに倒すことで、大きな荷物やベビーカー、自転車まで積載可能になり、家族のお出かけや買い物でもフレキシブルに対応できるのが嬉しいポイント。
さらに、後部座席のスライド機能や跳ね上げ式の座席によって、必要に応じて荷室を広げたり、乗車人数に応じて空間を調整したりと、まさに「使い勝手」を追求した設計になっています。
もちろん、ファミリーカーとして欠かせない**安全性能(Honda SENSING)**もしっかり搭載されており、自動ブレーキ・車線維持支援・誤発進抑制機能など、子どもを乗せる機会が多い家庭にも安心感があります。
価格を抑えつつ、安全性・広さ・使い勝手を満たしたいという家庭には、ガソリン車はぴったりです。
【完全ガイド】フリードで後悔しないためのチェックリスト
車を購入する際、「もっとしっかり調べておけばよかった」と後悔する人は少なくありません。ここでは、フリードを購入する前に確認しておくべき大切なポイントをリスト形式で整理し、特に見落としがちなポイントにも触れながら、失敗しない選び方を解説していきます。
購入前に確認すべき5つのポイント|燃費・走行・ライフスタイルの相性
- 走行距離と燃費のバランスを考える
日常的にどれくらい走行するかを考慮して選ぶことが重要です。年間1万キロ以下の走行であればガソリン車で十分なケースが多いですが、長距離ドライブが多い方はハイブリッド車を選ぶことで燃料コストを抑えられる可能性が高いです。 - 加速性能やパワー感をどう評価するか
市街地や通勤中心なら問題ありませんが、高速道路での合流や追い越しが多いなら加速力に物足りなさを感じることがあるかもしれません。試乗時には急な加速や坂道も試してみるのがおすすめです。 - 静粛性にどこまでこだわるか
音に敏感な方や、小さなお子さんがいる場合には、静粛性の高いハイブリッド車のほうが快適と感じるかもしれません。ただし、ガソリン車も普段使いでは大きな問題にならないレベルです。 - シートアレンジと荷室の活用頻度
アウトドアや買い物が多いなら、シートアレンジのしやすさは非常に重要です。ベビーカーや自転車を積む予定がある場合は、実車での荷室確認が必須です。 - 駐車スペースと車幅の確認
自宅の駐車場やよく利用する施設のスペースに、フリードが問題なく収まるかどうかはチェックしておきましょう。全幅1695mmというコンパクトなサイズは、日本の住宅事情にも適しています。
このように、自分の生活スタイルに合っているかをしっかりと見極めることが、購入後の満足度を高めるカギとなります。
中古で狙うならどのグレード?プロが教えるお得な買い方
中古でフリードを検討している場合、最も重要なのはグレード選びと車両の状態です。単に価格だけを見て選ぶのではなく、装備内容と走行距離、年式、修復歴などを総合的に判断することが求められます。
人気のあるグレードは「G ホンダセンシング」や「+(プラス)スタイルエディション」などで、Honda SENSINGが搭載されているモデルを選ぶことが後々の安心感につながります。
また、2019年以降のマイナーチェンジ後のモデルでは、内装や外装の質感が向上し、安全装備も充実しているため、コスパの高い中古車が見つかる可能性が高いです。
中古車を探す際には、以下の点もチェックしておくと安心です。
- 走行距離は5万km未満が理想
- 定期点検記録簿があるか
- 修復歴や事故歴の有無
- タイヤやブレーキの残量
- エンジンオイル・バッテリーのメンテナンス履歴
フリードは流通量も多いため、焦らず良質な車両を探すことで、お得に理想の一台を見つけることが可能です。
このように、中古車であっても目利きと情報収集を怠らなければ、非常に満足度の高い買い物ができるでしょう。
筆者の総評:フリードを選ぶなら「正解」は人それぞれ。だからこそ知識が必要
フリードのガソリン車についてあれこれ調べて、実際のユーザーの声も聞いて、最終的に思ったのは「これは使う人によって当たりにもなれば、後悔の種にもなる車だな」ということでした。
私が最初に試乗したときも、街乗りはスムーズでストレスがなかったんですが、高速道路で加速した瞬間に「ん?もう少し力がほしいかも…」と感じたのをよく覚えています。音も思っていたよりエンジンが唸ってて、ちょっと気になるなって。
でも、じゃあそれが「悪い車」かというと全くそんなことはないんです。
例えるなら、フリードのガソリン車って「シンプルで実用的な相棒」みたいな存在です。決して派手ではないけど、ちゃんと役目は果たしてくれる。スーツを着ているわけじゃないけど、動きやすくて信頼できる作業着のような車。豪華さや刺激を求めなければ、すごく頼れる相棒です。
特にコスパを気にする人にとって、購入価格やメンテナンス費用が抑えられる点はとても大きいです。例えば子育て世代なんかは、ガソリン代や整備費用を少しでも抑えたいですし、家計とのバランスを取る中で、ガソリン車が「ちょうどいい」と感じる人も多いはずです。
もちろん、静粛性や加速性能に敏感な人、もしくは年間2万キロ以上走るような人にはハイブリッド車の方が合っていると思います。燃費の差って、チリも積もれば意外と大きくなりますから。
私が思うベストな選び方は、まず「自分が車に何を一番求めているのか」をはっきりさせることです。コスト?快適さ?環境性能?それが見えてきたとき、ガソリン車かハイブリッド車かの選択が自然と決まってくると思います。
何はともあれ、フリードはしっかりとした基本性能と実用性を持ったクルマです。大切なのは、その魅力をどう活かせるか、自分の生活にどうフィットさせるか。派手さではなく、日常にしっかり寄り添ってくれる一台を探している人には、ぜひ候補に入れてほしいと思います。
参照URL
- ホンダ公式|FREED(フリード)製品情報ページ – https://www.honda.co.jp/FREED/
- 概要: フリードのグレード構成、価格、安全性能、燃費、寸法などを網羅した公式情報ページ。購入前の基礎知識を得るのに最適。